賞状を書くのに資格は必要か

弊社で求人を募集する際によく質問を受けるのが、「賞状を書く仕事をする際に何か資格が必要か」という内容ですが、私どもとしては資格を持っている方が良いと思いますが、それ以上に経験がどのくらいあるか、筆耕文字がどれだけ美しいかという点が重要だと思っています。

お客様からしても、資格を持っていることは正直あまり関係がなく、どれだけ賞状筆耕の品質が良いかが重要になるので、いくら資格を持っていたとしても結局美しい文字で書けなかったり、納期を守れないと話になりません。

ちなみに、賞状筆耕に関する民間資格は私どもが把握している範囲内でもいくつかありますが、どの資格もレベルを問わずに一定期間受講すれば修了する事が出来るものがほとんどですので、弊社と職人の間で契約をする際も、見本で書いていただいたものを1番重要視して採用するか判断しています。

最近は賞状をプリンタで印刷する事が多くなってきているので、従来のように全文を書くという依頼は減少傾向にあります。そのため、今までのように定期的に筆耕の依頼が来るという訳ではありませんので、継続して依頼を受けるようにするためにも、より一層筆耕の品質向上が求められています。

賞状を作成する際にコピー機は使えないか

先日ご質問を受けたのが、A3サイズの賞状用紙を買ってきて、中の文章をワードで作成し、それをコンビニエンスストアなどに設置されているコピー機を使って、買ってきた賞状用紙にまとめて印刷できないかという内容でした。

ちなみに、この方は複数の文房具店やコンビニエンスストアにコピー機を使って賞状を印刷することが出来ないか問い合わせをしたそうですが、紙詰まりが起きる可能性があるということで全てのお店に断られたそうです。

確かに賞状用紙は一般的な紙と異なり厚みがあるので、普通のコピー機では対応することが難しいかもしれません。ですから、もし予算がある場合には専門の印刷会社に依頼をするか、賞状筆耕の会社に全文書きを依頼するのも1つの方法かも知れません。

くれぐれも、お店の許可を得ずに買ってにコピー機を使って賞状を作成し、紙詰まりが起きたことによって多額の弁償金を支払うことがないよう、お気を付け下さい。

パソコンで賞状を作るには

最近はパソコンを持っている人が多くなってきている事もあって賞状をプリンタで印刷したいと思っている人が多いようですが、一方で、そのような方法で作るのか分からないという人も多いようです。

市販の賞状用紙を使う場合には、入力範囲を測って余白を入力すれば基本的に出来ますが、1回でうまくいく事はありませんので、何回か白紙を使ってテストをした方が良いと思います。

テストで上手くいけば賞状用紙を使っても上手くいくと思いますが、プリンタによっては筋汚れや紙詰まりを起こす可能性も高いので、何枚も失敗するようでしたら、時間も早く丁寧に作業をする賞状筆耕の専門会社に依頼をした方が良いと思います

ちなみに、メーカーのホームページにテンプレートがある場合もありますので、どうしても上手くいかない場合には、そちらも参考にすると良いと思います。