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賞状と表彰状の違い

賞状と表彰状は一般的に区別されて使われていますが、そもそも両者にどのような違いがあるのか知らないという人も多いのではないでしょうか。

賞状とは全ての書状を総称したものの事をいいますが、一方で表彰状とは人前で褒めたたえる際に渡すものの事を言いますので、両者は範囲が異なるものであると言えます。

ちなみに、資格試験に合格した際に渡す認定証や学校を卒業した際に渡す卒業証書も広義で解釈すると賞状に含まれるという事になります。

ちなみに、弊社にご依頼頂くケースで多いのが、賞状については部分筆耕(名前や日付のみ筆耕すること)、表彰状については全文筆耕(全てを筆耕すること)が多いようです。

表彰状で全文筆耕が多い理由は、表彰状の場合には決まって文章がなくオリジナルの文章を用いて相手に渡す場合が多いためだと思われます。

賞状の句読点

ひょっとしたら既に気づいている人がいるかも知れませんが、賞状には句読点が使われる事がないのですが、どのような理由かご存知でしょうか。

確かに、賞状は短い文章の場合が多いので、句読点があっても無くても読めるという人もいますが、個人的にはあるのに慣れているせいか、ちょっと変な感じがします。

賞状に句読点が使われない理由は諸説あるようですが、一般的に言われているのは、昔は句読点を使う習慣が無かったという劉だそうです。

ちなみに、賞状は一般的に文章が決まっているので、若い人は句読点が無いという事を意識している人は少ないと思いますが、感謝状などの全文を考えるケースでは、この点について気を付ける必要があると思います。

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